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Tokyo Designers Week 2010

 デザイナーズウィーク2010
 
 

2010年、明治神宮外苑で行われる日本最大級のデザインイベント、TOKYO DESIGNERS WEEK 2010に聖和セラミックスも出展致しました。
デザイン事務所D.B.S.さんとの共同出展です。(http://deebees.jp)

コンセプトはニューヨークの地下鉄に張られたメトロタイル。

 

ブースの壁面には100mm角の白い磁気タイルを貼りました。このタイルはアメリカ輸出向けに作られているタイルです。
社名もタイルをサンドブラストで彫り込んで制作しました。役物と呼ばれるコーナー用タイルや竹割りタイルを駆使して、額縁風に仕上げています。ニューヨークやパリのメトロをイメージさせるデザインです。

コーナーも曲面にこだわって。

 

すべてのコーナーを曲線で仕上げようと、大畑窯業さんに特注で制作して頂いたコーナー用曲面タイルです。施工方法や製造方法などクリヤーしなければいけない問題点の多数ある試作段階の商品です。
商品化できるようがんばります。

オレンジ色の目地。

 
床にはイタリアのマルカコロナ社のクールなイメージの450mm角タイルを使用しました。目地部分にはオレンジ色に塗装した角材を使用し、今までのタイル仕上げでは無かった斬新な雰囲気を醸し出しています。ブラックとオレンジの組み合わせは、2010年10月に完成したばかりのサザンパレット新カタログに採用された配色です。

新素材フツラッシュ。

 

ブース内には、新素材フツラッシュを使用したD.B.S.さんのデザインした家具が置かれています。段ボールなどに吹き付けることにより、強度、耐久性、耐候性などが確保出来る新しい素材で、吹き付けて成形出来る為あらゆる形状に対応可能だそうです。



さすが日本最大級のデザインn展覧会です。様々な方にサザンパレットを見て、さわって、ご意見をお聞きすることができました。
人だかりが出来て、通路が通れなくなる場面もありました。ご来場頂いた皆様、本当に有難う御座いました。
今回共同出展して頂いた、D.B.S.の笠井氏。ブースの総合プロデュースもして頂きました。

BISAZZAガラスモザイクを使用した、来場者によるモザイクオブジェ。

 

ブース内来場者がプレイスペース壁面にガラスタイルを使用してモザイクアートのオブジェを制作します。

人を中心とし、そこから広がる空間、環境、他へのつながりをテーマに来場者が自由にタイルを設置しモザイクオブジェを作り上げる。
それはまるで水面に広がる波紋の様に、次々に大きくなり次第に無限大へと広がっていく。
アノニマスなモナドの集合体が発する波紋がお互いを影響し合い、また新しい波紋を生成する。
そこには予定調和による侵害は無く、ゴールも目的も一切存在しない。
そこには今という現実のみが存在し、それはまさに無限に広がり続ける宇宙のような空間を表している。

すべては2cm角の小さなタイルを貼る行為から始まる。

来場者によって制作されるモザイクオブジェ。
一つ一つ違う色のタイルが増えていくことにより、オブジェは常に変化し新しい色を創りだす。
その色の変化は展示ブースの空間にも影響を及ぼす。

出展商品(メーカー)
TESSERA 25x25mm (OCEAN SIDE GLASSTILE)
VETRICOLOR 20x20mm (BISAZZA)
C-project 450x450mm (MARCA CORONA)
MET'S 15x15mm
CORNER TRIM (60+60)x60mm (大畑窯業)
MATRIX 100x100mm&TRIMS (CEPAC TILE)
FUTU RUSHによる家具 (D.B.S./MURAYAMA)

総合プロデュース及びデザイン
Yoshikazu Kasai / Hiroyuki Shimizu (DESIGN BUILD STUDIO)

協力
MEDIA CRAFT
日之出印刷

TOKYO DESIGNERS WEEK とは?

「心の環境」「生活の環境」「地球の環境」のエキシビション

TOKYO DESIGNERS WEEK 2010のメインコンテンツであるENVIROMENTAL DESIGN TENTは「環境」x「デザイン」をテーマにした新しいエキシビジョンです。私たちの考える「環境」は、地球温暖化といった「地球の環境」だけでなく、身の回りの「生活環境」や自分自身の「心の環境」などを総称し、「くらしの環境」と位置づけています。
企業や団体、フリーランスのデザイナーが、さまざまな「くらしの環境」における取り組みやプロダクトをデザインやアートを通して来場者に向けて発信する場となります。

主催者ページより



TOKYO DESIGNERS WEEK2010のショーデザイナーには、
デザイナーのグエナエル・ニコラ氏を起用。
テーマカラーを「LOVE BLUE」とし、
単なる緑を育む視点から、環境に対する意識、
活動をより大きなものへと拡げていく意志をブルーのカラーに込め、
空間全体をディレクション。
中央会場のメインゲートには、6mのブルーフラッグが立ち並び、
全ての通路にはブルーカーペットが敷かれるなど、
会場全体が「LOVE BLUE」一色に染まりました。
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